ベランダにはない広々とした開放感が魅力のルーフバルコニーは、物件探しの条件に含めている方も多いのではないでしょうか?
そんなルーフバルコニー付き物件ならば、その魅力を最大限活かして生活を楽しみたいですよね。
元々はコンクリート床でも、そこに異素材の床材を敷くことによってガラリとイメージを変えられます。
今回はルーフバルコニーの床材の中でも人気の高いウッドデッキのメリットと注意点についてご紹介します。
ルーフバルコニーにウッドデッキを敷くメリット
ルーフバルコニーとは建築物の屋根部分がバルコニーになっている空間のことで、高層マンションの階下の屋根部分や、一戸建ての一階の屋根部分などをバルコニーにする例があります。
より快適な空間にするために、ルーフバルコニーの床面の上に別の床材を敷いてリフォームするという方法がありますが、その中でも人気なのがウッドデッキです。
ウッドデッキを敷くことによって
●ナチュラルでおしゃれな雰囲気に変わる
●裸足でバルコニーに出られる
●リビングを延長する感覚で空間に広がりを持たせられる
●直射日光の照り返しを防ぐため真夏の暑さ対策になる
などのメリットがあります。
また、他の床材に比べ、自分で簡単にDIYできる可能性もありますので、低コストで気軽に挑戦できるというメリットもあります。
ルーフバルコニーにウッドデッキを敷く場合の注意点とは?
ただし注意点もいくつかあります。
まず、マンションのルーフバルコニーの場合、管理組合などにリフォームなどを施す許可をとりましょう。
ルーフバルコニーはマンションの共有部分にあたるうえ、設計上ベランダなどのように使うことを想定されていない場合もあるため、防水層を傷つける、積載荷重をオーバーするといった可能性があるためです。
またウッドデッキを敷くことで床の高さが上がりますので、ウッドデッキから備え付けの手すりまでの高さが1.1メートル以上確保できるかも注意点のひとつです。
さらに、掃除のしにくさもネックとなります。
床材を敷くことによってその下の掃除がしにくくなり、排水溝が詰まる、虫が発生する原因になるのです。
排水溝の詰まりはバルコニー下への漏水も引き起こしかねませんので、定期的にウッドデッキを剥がして掃除する、ゴミがたまらないようにこまめに水を流す、などの対処が必要になります。