ルーフバルコニーに憧れている方も、多いのではないでしょうか。
ベランダよりも広々とした空間なので、さまざまなことに利用できる一方、太陽の熱による暑さなどへの対策は必要です。
そこで今回は、ルーフバルコニーの注意点やその対策方法についてご説明します。
便利に活用できるルーフバルコニーでは太陽の熱による暑さなどにも注意!
ルーフバルコニーとは、「ルーフ(=屋根)の上にあるバルコニー」です。
そのため、通常のバルコニーよりも面積が広く、さまざまな用途があります。
たとえば、庭のようにガーデニングを楽しんだり、子どもやペットの遊び場として使ったりできます。
たくさんの洗濯物も干せますし、バーベキューをしてアウトドア気分を味わうことも可能です。
このように、ルーフバルコニーは便利に活用できるので、自宅に欲しいと思っている方もいるでしょう。
ただ、具体的に検討する際には、注意点についてもしっかりと把握しておきましょう。
まず気を付けたいことは、太陽の熱による暑さです。
日当たりがよいほど、太陽に熱せられて温度が上昇します。
さらに、その熱はルーフバルコニーの下にある部屋へ伝わってしまうことにも注意しましょう。
また、風の影響を受けやすいので、強風時には置いてあるものが飛んでしまうかもしれません。
さらに、飛んできた落ち葉やゴミなどがたまりやすいため、排水溝がつまってしまわないように気を付けましょう。
ルーフバルコニーは太陽の熱による暑さなどへの対策が大切!
いろいろな注意点を挙げましたが、しっかりと対策すれば防げることもたくさんあります。
まず、ルーフバルコニーの暑さを和らげるためには、シェードなどの使用がおすすめです。
太陽の熱を防ぐだけでも、大きな効果があります。
ガーデニングの一環として、ゴーヤや朝顔などで緑のカーテンを作ってもいいですね。
そして、床材を工夫することも暑さに効果的です。
コンクリートは蓄熱しやすいため、ウッドデッキパネルなどで覆ったり反射率の高いトップコートを塗ったりすると、表面温度を下げられます。
この方法は、階下の部屋の暑さ対策としても有効ですから、ぜひ検討してみましょう。
また、風が強くなりそうなときは、置いてあるものを室内に移動しておくと安心です。
とくにガーデニングの鉢などは、安全な場所に移動するか、ワイヤーなどでしっかりと固定しておきましょう。
さらにルーフバルコニーは、傾斜する屋根よりも雨水の処理が難しい構造のため、水もれには注意が必要です。
排水溝には落ち葉やゴミもたまりやすいので、定期的な掃除やメンテナンスを心がけましょう。