近年、自宅にルーフバルコニーを取り入れる人が増えています。
バルコニーに屋根があれば急な雨を遮ってくれるため、安心して洗濯物を干せるでしょう。
そこでルーフバルコニーに取り付けられる屋根の種類や、設置方法について確認していきましょう。
ルーフバルコニーに取り付けられる屋根の種類
通常、新築物件のバルコニーやベランダには屋根が標準設置されていません。
オプションで取り付けるものなので、必要に応じて設置してください。
ただし設置場所の広さや形状によって、取り付けられる種類は異なります。
ルーフバルコニーの場合は、以下のような屋根が設置可能です。
アール型
前方が丸いアール型は、雨の吹き込みを防いでくれます。
また雪が下に落ちやすい特徴もあるため、寒冷地におすすめのタイプです。
フラット型
まっすぐになっているフラット型は、開放感がある形状が特徴的です。
さらにスタイリッシュな印象を与えてくれるため、デザイン性を重視する方におすすめです。
オーニングもおすすめ
ルーフバルコニーでは、屋根の代わりにオーニングを活用するのもおすすめです。
キャンパス生地のオーニングは可動性があるので、必要なときだけ張り出せるメリットがあります。
不要時は閉じておくと、打ちつける雨音に悩まされる心配もありません。
さらに雨や日差しを遮るだけでなく、スクリーン部分が目隠しになるので、プライバシーを重視したい方にもおすすめです。
ルーフバルコニーに屋根を取り付ける方法と費用
ルーフバルコニーをはじめとするベランダやバルコニーに取り付ける屋根は、設置場所や大きさによって方法や費用が異なります。
まず取り付けるときの方法として、洗濯物を干す目的であれば位置に注意してください。
洗濯物を干す位置より、30cmから50cm程度離れた位置に軒先がくるようにすると、雨風を防ぎやすくなるでしょう。
また北や北西側にルーフバルコニーがあるときは、室内の日当たりが悪くなる可能性に注意してください。
設置にかかる費用
ルーフバルコニーに屋根を取り付ける際の費用は、本体価格プラス施工費(3万円から5万円)が相場です。
標準的なタイプであれば、十数万円で設置できます。
グレードの高いものや、サイズの大きいものは費用が高くなりがちなので注意してください。