屋上部分の広いスペースをルーフバルコニーにして、家族でバーベキューをしたり、家庭菜園を楽しんだりと、上手に活用している住宅をよく見かけますよね。
マイホームを購入するなら、ルーフバルコニーに憧れる方も多いのではないでしょうか。
しかしルーフバルコニーは、メンテナンスを怠ると雨漏りのリスクがあるので注意が必要です。
そこで今回は、マイホームの購入を検討している方に向けて、ルーフバルコニーで起こる雨漏りの原因や対策についてご紹介します。
マイホームのルーフバルコニーで起こる雨漏りの原因
ルーフバルコニーの魅力は、屋根のない屋外スペースで、さまざまな楽しみ方ができることです。
たとえば、バーベキューやプチキャンプ、また家庭菜園やガーデニングを楽しんだり、夏には子ども用のプールで水遊びができたりと、週末に家族で過ごせるすてきなスペースですよね。
しかしルーフバルコニーには屋根がありませんから、雨水が直接入りますし、家庭菜園などでは水を使います。
メンテナンスを怠ると、雨漏りを起こすことを頭に入れておきましょう。
ルーフバルコニーが雨漏りを起こす原因は、次のようなことが考えられます。
●外壁の亀裂
●防水材がむき出しになっている
●笠木部分の劣化
モルタルなどの外壁の継ぎ目に使用されているコーティングに亀裂が入ると、その隙間が雨漏りの原因になります。
また床面の防水材の上に塗ってあるトップコートも、劣化によって剥がれてきますから、防水材がむき出しになることで、雨漏りを起こします。
手すりに被せる笠木も、劣化によって錆びてしまったり、ネジが緩んだりすることでできた隙間から、雨水が建物の内部に入り込む原因になるのです。
マイホームのルーフバルコニーで雨漏りが起きた際の対策
雨漏りを防ぐためには、3年から5年に一度はトップコートを塗り直すメンテナンスが必要です。
また10年に一度ほど、外壁の防水性能をチェックし、劣化が見られる部分は補修するとよいでしょう。
また普段の掃除も大切ですよ。
ルーフバルコニーはマイホームの屋上部分ですから、泥や落ち葉、鳥のフンなどで、思った以上に汚れているので、床の掃除や排水溝の詰まりの除去など、自分でも対策しましょう。
もし雨漏りが起きてしまった際には、まずはどの部分が原因となっているのかを見極めなければなりません
雨漏りの修理をおこなう業者に依頼し、原因の特定と修理を依頼して、できるだけ早く修繕してもらってくださいね。