ルーフバルコニーとは階下の屋根を利用したバルコニーのことで、広々としたスペースや開放感が魅力です。
屋根がないことから水漏れのリスクもあり、強風でルーフバルコニーに置いてある植木鉢などが飛ばされると周辺の人に迷惑になる可能性もあります。
今回はルーフバルコニーの物件をご検討中の方に向けて、台風がきたときの対策方法やポイントをご紹介します。
ルーフバルコニーの台風対策のポイントとは?
ルーフバルコニーは普通のベランダと比較して、水漏れや雨漏りのリスクがあります。
屋根がないので排水溝の水はけが悪いと、台風などの大雨の際に水があふれやすくなるためです。
台風が多い日本では、ルーフバルコニーの台風対策は必須でしょう。
まず施工の段階でしっかりと防水処理を施し、排水溝の幅を広くしておくことがポイントです。
そして日頃から排水溝の掃除をこまめにし、水が流れやすくしておくことが大切です。
またルーフバルコニーに設置する家具に関しても、台風のリスクを考慮して選ぶのがポイントです。
台風の強風で飛ばされないように、屋内に収納できるのかやロープで固定できるのかなどもチェックしましょう。
重量感があり風に強いタイプがおすすめですが、大型台風では重さのあるものも飛ばされるリスクがあるので注意が必要です。
またルーフバルコニーには植木鉢や物干し、パラソルなども置くことが多いかと思います。
これらも屋内に片付けられるように、ものを増やしすぎないことも大切ですね。
台風が来る前に!ルーフバルコニーの台風対策方法とは?
次に台風シーズンにおすすめの具体的な対策方法をご紹介します。
まず予報をチェックして台風のルートや、風の強さなどをチェックしましょう。
そして台風が本格的に近付く前に、ルーフバルコニーに置いてあるものはできるだけ屋内にしまいます。
レジャーシートを敷いてまとめて片付けておくと、後で戻すのも簡単です。
大型の家具など屋内に片付けられないものであれば、ロープなどでしっかりと固定しましょう。
大型台風では自転車などの重さのあるものも飛ばされることがありますので、重量のある家具であっても油断は禁物です。
そのためロープで固定したうえで、さらにおもしをのせるのもおすすめです。
また窓ガラスには養生テープを貼って、シャッターや雨戸をおろしておきましょう。